舞台となる(校庭に大きな木がある廃校)を求め、2008年から全国を探し歩いていた監督が、福島県大沼郡昭和村の(旧喰丸小学校)にたどり着いたのは、2009年1月。
1980年に閉鎖されたこの廃校は、2009年春の解体が決まっていたが、監督の申し出に、村長をはじめとする地元自治体が理解を示し、(撮影終了までの解体延期)が決定。2009年夏から風景などの撮影を開始。秋には、惜しくも解体されてしまった体育館での撮影も行われた。
しかし、2009年秋に予定されていたメインの撮影は、諸般の事情により一年延期に。
その後も、四季ごとの風景の撮影は続けられて来たが、2010年秋のメイン撮影は、イチョウが色づく前に雪が降ってしまうという異常気象の影響により、開始2日前にして再びの中断。
その後、脚本を春の設定に書き換え2011年5月の撮影再開に向けて準備を進めていた矢先の3月、あの大震災に見舞われた。
一時は制作続行断念も検討されたが、脚本の改訂を経て2011年11月、満を持して撮影再開。
2012年3月に冬のシーンを撮影し、春には完成の予定。
幾度もの製作中止の危機を乗り越えて、完成に向かって着々と進んでいる。

